電気柵を設置したのに、電気柵が弱いと感じたことはありませんか?
電気柵の電圧が下がった場合、害獣が侵入する可能性がります。
では、何故電気柵の電圧が下がる場合があるのでしょうか?
電気柵の効果は管理で決まる!?
電気柵の効果は管理で決まるといっても過言ではありません。
電気柵の電圧を維持するには管理が非常に重要になります。
では、電気柵の電圧の管理について説明していきます。
①草の管理
まずは草の管理になります。電気柵は低い位置に電線を張ります。
1段目は地面から20cm以下という低さです。草が伸びてくると当然電気柵の電線に付きます。
草が1本や2本付いたくらいでは電気柵の電圧は下がりません。
これが10本、20本、100本と増えてくるに従って、少しずつですが電圧が下がり始めます。
ひどい場合には、全く電圧が測定できなることもあります。ですので、草刈りなど草の管理はマメに行いましょう。
②防草シート
定期的な草刈りが苦手な人は防草シートと言う物があります。
これは、草が生えにくくなるシートになります。電気柵を設置する前に、草を刈ります。
その後、防草シートを電気柵のコースに設置します。防草シートの設置が終わったら、シートに杭を打ち込んでいきます。
これで、草が生えにくくなるので、電気柵の電圧が下がりにくくなります。
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③金属に触れている
電気柵の電圧が一気に落ちる原因として、電気柵の電線が金属に触れていることが挙げられます。
見回りをしても金属に触れている箇所が分らない場合があります。
この時、杭を確認してみましょう。
竹や木、鉄パイプや、金属に樹脂が巻いてある杭ではないでしょうか?
これらの杭は、電気を通します。
電気柵の電線を直接巻きつけてはいけません。
また、ガイシを使用していても、ガイシから電線が外れて杭に触れている場合があります。電圧が下がるので、よく確認しましょう。
④絶縁杭
電気柵の杭の中には、電線を直接巻いても電圧が下がらない物があります。
それは、FRPと言う材質になります。
これは、丈夫で長持ちするので、お勧めの杭になります。
この杭に使用出来るガイシはフックと呼ばれ、取付けも非常に簡単にできます。
電気柵の電線が触れても電圧が落ちない杭は、このFRPだけになります。
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⑤電圧の確認方法
電気柵の電圧を確認する方法で最も分りやすいのが、専用のテスターを使用するということです。
電気柵の電圧は特殊な電気の為、通常のテスターでは測定器でません。
電気柵の電圧を測定する場合は、必ず専用のテスターを使用しましょう。
数値で表示するテスターが管理しやすくなるのでお勧めです。
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いかがだったでしょうか?電気柵の電圧が下がる原因が理解できたでしょうか?
電気柵は管理が大切です。
定期的に見回り、作物を害獣から守りましょう。