電気柵の安全性について解説

電気柵による死亡事故と言うことで報道されたことがあります。

しかし、実際は電気柵という物ではありませんでした。安全性を無視した自作の殺傷仕掛けでした。

2度と事故が起きない様、安全に配慮したメーカーの電気柵を使用しましょう。では、電気柵の安全とは何でしょうか?

 

電気柵に人が当たると痛い!?

 

 

電気柵メーカーが作っている電気柵装置は、安全対策が施されています。

電気柵は日本国内の基準や、世界の基準があります。メーカーは基準に合わせて製造販売しています。

基準と違う物は違法となります。

 

①電気柵の効果

電気柵はイノシシなどの害獣に効果があります。どのような効果でしょうか。

畑の周りに電線を張り、そこに電気柵装置を設置します。

イノシシが電線に触れると、電気柵装置の電流がイノシシの体を通ってイノシシに電気ショックを与えます。

こうすることで、イノシシは痛みを覚え、電気柵に近づかなくなります。

 

②痛みの強さ

電気柵の痛みはどの程度なのでしょうか。

野生動物が近寄らないほどの痛みなので、かなりの痛さになります。

人が触った場合、かなりの衝撃を受けます。

人によって表現は違いますが、背中を思いっきり叩かれた感じ、筋肉が一瞬で全部縮まる感じ、思わず叫ぶ痛み等様々です。

しかし、基準を満たした電気柵に触れた人が死亡した事例は見つかりません。

 

③誰でも触れるか

一方、電気柵協議会と言う組織があります。

これはメーカー7社で(2017年10月)が参加して、安全についてや国への提案をしています。

ここのホームページ上では、「張設してある電気さくの電線には接触しないでください。ペースメーカ使用中の方におかれては特にご注意いただけますようおねがいもうしあげます。」(原文)とあります。

電気柵には触れないで下さいと記載してありますので、故意に触れることの無いようにご注意下さい。

 

④電気柵の電圧

電気柵装置の電圧は専用の検電器で測定することが出来ます。

どのくらいの距離の電気柵を張るかによって、電圧は変動します。

また、晴れや雨など、天候にも左右されます。

定期的に測定することで、正確な電圧を測定することが出来ます。

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⑤安全に使用する為に

電気柵を安全に使用する為に一番重要なことは、信頼のあるメーカーの電気柵を使用することです。

間違っても自分で作った物を使用してはいけません。法律違反になる可能性があります。

 

いかがだったでしょうか?電気柵の安全について理解できたでしょうか。信頼のあるメーカーの電気柵は安全です。

必ず信頼のあるメーカーの電気柵を選ぶようにしましょう。