電気柵を設置したものの、その後管理を怠ったために害獣に侵入されることがあります。
電気柵は設置して終わりではありません。
その後の管理が大切になります。では、設置後の管理とは一体何でしょうか?
電気柵の良し悪しは管理で決まる!?
電気柵を設置した後の管理で大切なことは、周囲の見回りになります。
毎日状況が変化する中で、電気柵の部分だけ設置後とずっと同じということはありません。
必要な点検個所を説明していきます。
※写真はイメージです。
①電気柵の線を見る
いきなり電気柵の管理と見回りをしましょうと言われても、何から見ていいか分りません。
まず確認することは、電気柵の柵線の状況です。周囲を回って、柵線がどのような状況になっているか確認する事が大切です。
害獣が柵線に触れると、線がたるむことがあります。その状態では、効果は半減してしまいます。
柵線がたるんでいる場合は、線を張るようにしましょう。
ピンと張った状態の電気柵は高さも安定しますので、効果が長続きします。
②金属に触れてないか見る。
電気柵で一番大きな漏電は、柵線が金属に触れることです。
地面と柵線に針金が付いただけで、電気柵としての効果が無くなってしまいます。
電気柵の周囲を回って、柵線が金属に触れていないか十分に確認する必要があります。
設置してすぐはガイシに巻き付いている線でも、様々な影響によりガイシから線が外れることがあります。
外れた線が支柱に触れると、それだけで漏電する可能性があります。
柵線が支柱に触れていないか、他の金属に触れていないかを確認して、管理をしっかり行いましょう。
③草が伸びている
電気柵を設置するときは草刈りを行います。
そのまましておくと、草が伸びてきて電気柵の柵線に触れます。
草が1本触れただけでは何も無いのですが、2本3本と増えていくと電気柵の漏電につながります。ですので、定期的に草を刈る必要があります。
草を刈る場合は、誤って支柱を切らないように注意しましょう。心配な方は、草刈り機の刃を樹脂に変えると、支柱が切断されにくくなります。
草の管理が大変な場合、除草剤を撒くというのもいいでしょう。
自分の方法に合った管理を選びたいものです。
④水に浸かっている
金属に触れているのと同様に電気柵の大漏電を引き起こすのが、水中になります。
雨が降って柵線が水の中に入っている場合があるので、確認を行いましょう。
線が切れて地面に落ちている場合も同様です。このような状態の電気柵は効果が無くなります。
すぐに補修をしましょう。
⑤管理の手間を少なくする
電気柵の管理は大切ですが、毎日周囲を見回るとなると大変な労力になります。
少しでも管理の手間を省きたい方には、電気柵専用の検電器をお勧めします。
電気柵専用の検電器以外を使用すると、正確な電圧が測定できないばかりではなく、検電器が故障します。
必ず、電気柵専用の検電器を使用しましょう。
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いかがだったでしょうか?
電気柵設置後の管理方法がお分かりになったでしょうか。
電気柵は管理が非常に大事ですので、検電器などを用いて、定期的に電圧の確認をしましょう。
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