せっかく電気柵を設置したのに、イノシシに作物を荒らされた経験はありませんか?実は電気柵の管理をしっかりしているつもりでも、イノシシが畑の中に侵入する場合があります。では、イノシシが電気柵を突破する理由とは何でしょうか?
イノシシは入る場所を探す!?
実はイノシシは電気柵の周りを見て、入口を探します。一度中に入ることが出来たイノシシは、何度も侵入を繰り返します。
では、イノシシが侵入する理由と対策を説明していきます。
①漏電している
電気柵の効果が無くなる一番の理由として、電気柵の漏電が考えられます。
電気柵が漏電した場合、電圧が下がるのでイノシシに対して効果が無くなります。
電気柵の電圧が正常に出ているかどうかを判断するのに、専用のテスターが必要になります。
漏電は、とても見つけにくいものです。何度見回しても漏電箇所が分らない場合、各メーカーに相談するか、最終手段として、電気柵を撤去して再設置するという荒業もあります。
②電線の高さが間違っている
イノシシ用の電気柵は電線の高さが非常に大切になります。
イノシシ用電気柵は、2段張ることが基本になります。
下の段は、地面から20cmの高さを守りましょう。それ以上隙間が広がると、イノシシが電気柵の下を潜って侵入します。
2段目は地面から40cmの高さに合わせましょう。
地面に起伏がある場合は、起伏に合わせて電線を張りましょう。
とにかく、地面から20cm以上離れている場所があれば、設置が間違っているということになります。
③地面が乾燥している
イノシシ用電気柵を確実に設置していても、地面が乾燥している場合は効果が弱くなります。
どうしても地面が乾燥する場合は、長いアース棒を購入して設置しましょう。
また、イノシシの侵入箇所が分っている場合は、その部分のみ電気柵を2重に張る方法があります。
どうしてもアースが弱い場合は、専用のアースが取れるシートを使用するか、電線を3段張って、真ん中の線を電気柵本体のアースに接続するという方法もあります。
④ネットを使用する
電気柵はネットと併用することで、効果が上がります。
ネットに電線が入っている物を使用すれば設置も一度で終わるので手間が省けます。
専用のアースが取れる防草シートもセットになっているので、アース不良も解決できます。
一度検討されてはいかがでしょうか。
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いかがだったでしょうか?イノシシが電気柵を突破する理由と対策が理解できたでしょうか。
イノシシが電気柵を突破する理由は様々ですが、まず電気柵の管理を行うことが第一歩となります。
イノシシが侵入しにくい電気柵を完成させていきましょう。
マルチEネットだけでは設置できません。「支柱」と「支柱とネットを固定する資材」「防草シートを地面に固定する杭」も購入しましょう。
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