電気柵の危険表示板について解説

電気柵の法律では、危険表示板を設置する義務があると定めてあります。

電気柵を設置される場合は、必ず危険表示をするようにしましょう。

では、どのように危険表示すればよいのでしょうか?

電気柵の危険表示は義務!?

 

電気柵を使用している場合、危険表示をする義務があります。

また、表示方法が決められています。

危険表示は、どのようにすれば良いのかを順に説明していきます。

 

 

①法律の内容

電気柵を設置する場合は、電気事業法で設置方法が定められています。

4項目あるのですが、簡単に説明します。

1、危険である旨の表示をすること

2、出力電流が制限される電気さく用(法律では、平仮名で「電気さく」。)電源装置を使用すること。

3、漏電遮断器を設置すること。

4、専用の開閉器(スイッチ)を設置すること。

の4項目です。この中でも、危険表示については1番目に書いてあります。

 

②購入者が設置する

法律でいろいろ決まられていますが、基本的に電気柵は購入者が設置することになります。

ここで重要なことがあります。危険表示をすること以外は、メーカーの電気柵装置を使用すれば法律違反になりません。

・出力電流が制限される電気さく用電源装置はメーカーが製造します。

・漏電遮断器はメーカーによっては、初めからコンセントに内蔵されています。

・専用の開閉器は、電気柵装置の電源スイッチでも代用されます。

上記3項目はメーカー側で用意してあります。

そのため、危険である旨の表示のみ購入者が責任を負うことになります。

 

③危険表示の設置方法

危険である旨の表示は、表示方法が決められています

具体的には、「電気さくを設置する場合は、人が見やすいように、適当な位置や間隔、見やすい文字で危険である旨の表示を行う事が必要です。」となります。

人から見えにくい下の方や、上の方に設置しないようにしましょう。

また、適当な位置や間隔と言う事で、最低2枚必要になります。(1枚だと間隔は取れません。)

人が通るような所では、数枚用意して表示することをお勧めします。

 

④設置の仕方

危険表示の板を設置する方法はいくつかあります。

簡単なのは電気柵の電線に直接ぶら下げることです。

こうすることにより、見栄えの良い電気柵になります。しかし、風等の影響で、電線がブラブラすることがあるので、地面に付かないか管理を行いましょう。

また、電気柵の杭に直接取り付ける方法もあります。危険表示板は取付けにくいですが、風等の影響も抑えることが出来ます。

どちらにしても、見やすい位置に取付ましょう。

電気柵には表意表示板を付けましょう! 注意表示板はコチラ⇒

 

 

⑤管理が大切

電気柵は管理が大切になります。

危険表示をしていても、動物に入られては意味がありません。

電線が、たるんでいないか?電線の高さは高くなっていないか?等、管理を行いましょう。

電気柵を管理する上で、必要になるのが検電器になります。

どの検電器でもいいわけではありません。電気柵には電気柵専用の検電器が販売されています。必ず専用の検電器を使用しましょう。

電気柵は管理が大切です。 電気柵専用の検電器はコチラ⇒

 

いかがだったでしょうか?電気柵の危険表示について理解できたでしょうか。

販売されている電気柵は安全ですが、周囲の人に理解して頂ける様、危険である旨の表示をしっかり行いましょう。

 

【送料無料】タイガー デジタルボルトメーター【テスター 電気柵 検電器 電圧 測定 電柵 TAK-RD20】

危険表示板 イノシシ対策の電気柵用表示板

価格:414円
(2017/10/11 20:19時点)