長距離にお勧めの電気柵装置4選

電気柵装置を選ぶ場合、自分の土地の周囲が短距離なのか長距離なのかが大切になります。

周囲の長さが1キロメートル程度までの短距離なら対応する電気柵装置は様々あります。

では、周囲が5キロメートルを超える長距離時はどのような電気柵装置を選べばよいのでしょうか?

長距離機種は選べない!?

 

 

イノシシ用電気柵の場合、電線が2段必要なので土地の周囲の2倍の電線長さが必要になります。

電気柵で5キロメートル以上の長距離を設置しようとする場合、最低でも10キロメートル張れる電気柵が必要になります。

長距離になるとメーカーも製品も限られます。

お勧めの電気柵装置を4種類説明します。

 

①Speedrite

赤い機械が特徴になります。

Speedriteという製品は海外メーカーの物になります。国内では未来のアグリという販売店が販売しています。

国内では、ビビット18000iが長距離用の電気柵になります。

最大出力電圧9900ボルト、実働推奨距離は、なんと36キロメートルという長距離になります。

また、液晶画面が付いており、電気柵の状態などの情報が表示できるようになっています。

ただし強力型なので、バッテリーが早く無くなります。

定期的に交換できる様、最低2個のバッテリーを準備しましょう。

 

②STAFIX

緑色の電気柵が特徴のSTAFIXです。

これも海外メーカーの製品になります。国内ではファームエイジという会社が販売しています。

国内では、X18iという製品が長距離用になります。

これはビビット18000iと同機種で、最大出力電圧9900ボルト、実働推奨距離は36キロメートルになります。

この電気柵装置も液晶画面が付いており、様々な情報が液晶に表示されるようになっています。

こちらも強力型なので、バッテリーが早く無くなります

 

③ガラガー

黒い機械が特徴です。ガラガー社が製造しています。

これも海外の製品になります。国内では、サージミヤワキという会社が販売しています。

国内では、パワーユニットB1600が長距離用になります。これは推奨延長距離15キロメートルになります。

また、出力を3段階で切り替えることができ、高、中、低を選ぶことができます。

ガラガーパワーユニットB1600 推奨電線距離15キロメートルの電気柵装置はコチラ⇒

 

④末松電子

こちらも黒の装置が特徴です。

ゲッター電匠(タクミ)という製品です。国内メーカートップの末松電子という会社が製造、販売しています。

国内メーカーで最大パワーになります。最大出力電圧1万ボルト、最大電線長12キロメートルになります。

出力が正常か異常かを判断するランプが付いています。

国内トップメーカーの長距離用電気柵装置 ゲッター電匠 最大電線長12キロメートルはコチラ⇒

 

 

⑤長距離の注意点

電気柵を長距離張る装置の場合、装置が強力な分、バッテリーが早く無くなります。

定期的なバッテリー電圧のチェックが必要になりますので、出来るだけ管理のしやすい場所に装置を設置することをお勧めします。

また、電気柵の定期的な管理のために、専用の検電器を使用しましょう。

長距離になるほど全体の管理が難しくなるので、草の接触も定期的に見回ることが大切です。

 

いかがだったでしょうか?電気柵の長距離に最適な装置が理解できたでしょうか。

電気柵を長距離張ると管理が難しくなりますので、定期的なチェックを忘れないようにしましょう。