電気柵用電線の4つの特徴を解説

電気柵に使用する電線は柵線と呼ばれ、大きく分けて2種類に分類できます。

まずは金属のみの電線、もう1つは、樹脂と金属の複合線になります。電気柵には、この2種類が使用されます。

では、柵線の特徴とは何でしょうか?

 

 

電気柵用柵線は決まってる!?

電気柵に使用する柵線には決まりがあります。

その決まりを守ることで、効果的な電気柵を維持することができます。

電線の接続方法や、設置方法も考えながら特徴を見ていきましょう。

 

 

①すべての柵線の条件

電気柵に使用する柵線には必ず守らなければならないことがあります。

それは金属がむき出しになった柵線を使用するということです。

当たり前ですが、家電のコンセントに使用する様な被服の付いた電線は使用できません。

もし柵線に使用しても、電気柵として効果が全くありませんので注意が必要です。

②サビにくいアルミ線

まずはアルミ線の紹介です。

これは、軽くてサビにくい特徴がありますが、強度が弱いという欠点があります。

また、電気柵設置後、時間が経過すると劣化して曲げると切れるようになります。

電気柵を設置するときに下手に曲げると折り目がついて、ヨレヨレになることもありますので、柵線に使用するときは注意して使用しましょう。

 

③強度のあるステンレス線

これは、サビにくく強度のある線になります。

しかし、重いという欠点があります。

また、電気柵を設置するときに折り曲げると、ヨレヨレになってピンと張れないので注意が必要です。

柵線としては丈夫で長持ちしますが、設置と撤去を繰り返すと痛みが早くなります。

 

④扱いやすい複合線

樹脂と金属の複合線です。

これは、細い金属線を数本と釣り糸のような樹脂を何本も組み合わせて作ります。

細い線を束ねるので柔軟性があり、電気柵の柵線としては最適です。

設置と撤去を繰り返してもヨレにくく長持ちします。

柵線同士の接続もしっかり結ぶだけで良いので、長さが足りない時は簡単な作業で済みます。

ただし、しっかり結ばないと金属線の間に隙間ができます。すると電気柵の装置から発生する出力で火花が飛び、次第に金属線が断線する可能性があります。

複合線に使用する金属は、ステンレスだけよりも、銅線も入っている線が望ましいです。

銅線が入ることにより、遠くまで効果的な電流を流すことができます。

複合線はメーカーによって販売m数がバラバラです。購入の際は、土地の周囲の長さを測定し、m数を確認して必要な数量購入するようにしましょう。

 

いかがだったでしょうか?電気柵の柵線について理解できたでしょうか。

柵線に使用するのは複合線が最適です。

太さも色もメーカーによって様々です。扱いやすいのは太さが2mm前後でしょう。

自分の電気柵に合った柵線を選んでしっかり害獣を防ぎたいものですね。

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